占い師になるにあたって、独立して活躍できるのかが気になる人も多いでしょう。
ある程度電話占いなどで活躍した後独立するパターン、もしくは占いの勉強をして最初から独立するというパターンがありますが、
独立しても、8割以上の占い師さんが稼げないともいわれています。
そこで、本記事では、独立・開業した占い師の働き方、独立に必要なことなどを紹介します。
占い師として独立するメリット
現在、電話占い会社に占い師として在籍している方もいるかも知れません。
どこかに所属している方が独立することのメリットにはどんな物があるのでしょうか?
まず、占いで個人で独立するメリットをご紹介します。
鑑定料金は、すべて自分の収入になる
まず一番大きいのはこれですね!
電話占い会社や、占い館などに所属すると、一般的に50%前後が会社にとられてしまいます。
つまり1万円稼いでも、自分に手に入るのは5,000円だけという状態に…。
ところが独立したら、鑑定料は全額、自分のものになります・
当たり前のことですが、組織に所属した場合は、自分が所属した会社の集客力以上の収入は得られません。
会社員よりはちょっと裕福かなくらい。
でも独立した場合は、こういう限界が存在しません。
自分の集客力をあげていけば、無限に収入を伸ばすことができます。
人間関係を気にする必要なし
組織に所属する占い師では、同僚に妬まれてしまうこともあり、ネットで悪口を書かれたり、なるべく仕事をわりふってもらえるようにマネージャーに気を使ったりしなきゃいけないなんてことがあります。
でも個人でやってるならそんなのまったく関係ありません。
他人の目を気にせず、びくびくせず、いつでものびのびと活動することができます。
ルールや働き方を選べる!
組織に所属すると、働き方はその組織に合わせなければいけません。
多くの占い館や電話占いでは、シフト制の働き方を強制されますし、稼働時間についても会社のいうことをそれなりに聞く必要があります。
しかし個人で開業すると、働き方は自分で作ることができます。
ほとんどを自由時間にして、少しの時間帯だけ、占い師という形で活動できます。
自由な働き方をクリエイトできるので、鑑定に疲れることがなくなります。
自由に鑑定ができる
組織に所属する占い師では、相談内容のほとんどは「復縁相談」「不倫相談」「現実逃避のための相談」が中心になり、そういった問いへの回答力が求められます。
そして、顧客をリピートさせるための対話力が求められるので、営業が重視される形になります。
こういったノルマが嫌になってしまう占い師さんもいるはずです。
しかし占い師として独立した場合は、顧客や市場は自分で選ぶことができます。
あなたが「不倫相談は嫌い」というなら、不倫相談は受け付けないことも可能です。
組織に雇われる占い師には「ある程度どんなお客様でも対応できるような万能さ」が求められますが、自分で開業した場合はむしろその逆の力、自分がやってて楽しい鑑定だけが必要になるんです。
このため、もっと鑑定したくなるはずです。
独立をして占い師として成功するには?
占い師として独立したい!と考えていませんか?
結論から言うと、占い師として個人事務所を作り、独立するためには、他の職業と特に変わりはありません。
占い師をするにあたって必要な資格や免許はないため、占いのセンスや能力がある人であれば、誰でも起業可能です。
そして、占いには、ショップを新規に持たなければ大がかりな設備投資も必要ありません。
つまり、自分の腕さえあればほとんどお金をかけずに事業を繁盛させることも夢ではありません。
経営が軌道にのるまでが大変
いきなり稼げない理由ですが、まず、開業したからといってすぐに多くの相談者が来ることはありません。
占いでは顧客からの信頼が何よりも大切です。
たとえば、占いによって悩みが解決した人の口コミが広がることが最大の宣伝になります。
逆にいえば、口コミなどでの評判が広がるまでは、とにかくたくさんの案件を引き受けて顧客がつくのを粘り強く待つ必要があります。
相談者が増えて経営が軌道にのるまでに時間がかかるので、その期間の生活を支える貯金の用意が必須ですし止めてしまう人も居ます。
毎日何かを発信しても宣伝にはならない
例えば、「毎日ブログを書いていれば、集客できるし稼げるようになります。」と言われていたりしますが、正直な話毎日ブログを書くだけで占い師として稼げるようになるのか?と言えば、答えはノーでしょう。
「占い師として稼げるようになるためのブログの書き方」を知らなければ稼げるようにならないし、正しい宣伝をしないと宣伝にはなりません。
占い師として稼げるようになるためには戦略が大切で、自分なりの発信の仕方でお客さんが増えるわけではありません。
稼げるようになるためにはビジネスを知ることが必須
占い師として本気で稼げるようになりたい!と考えてる方は、多いけれど、そういう人は占いの勉強だけをしてしまうことが多いです。
でもそれではダメで、まずは稼げるようになるには、ビジネスを学ぶことが大切です。
楽しそうだから!マイペースでいいから…このような理由で独立起業を考えてる方もいますが、占いを一つのビジネスとして捉え、どうしたら成功できるか?と考えないと稼ぐことができません。
リピーターがイルから大丈夫、今まで電話占いの会社で働いてた時は毎日指名されてた!
という方も、独立したから全てのお客様があなたについてきてくれる訳ではありません。
あくまでも、その会社の看板を背負ってたからこそ、安心してあなたの鑑定を受けてくれてただけかもしれません。
組織から外れたら今までの収入が全て自分の収入になるかというと、それは誤りだということを覚えておくと良いでしょう。
自己管理が大変!
個人開業では、「あーしなさいこーしなさい」と指示してくれる上司が存在しません。
だから、いつでも自分で、自分を、律さねばなりません。
個人開業においては、指示を出すのも自分です。
実際に行動するのも自分ですし、その行動を管理するのも自分です。
これが、最初の頃は慣れない人も多いはずです。
独立してからの占い師ビジネスの構築方法
占い起業に限らず、ビジネスとして起業する場合、まず何をするか考えてみましょう。
- お店を契約する
- 内装を整える
- 看板を作る
- 宣伝をする
- コンセプトを決める
- ホームページを作る
- ブログを書く
- イベントをする
これらを全て自分で行わなければなりません。
占い事務所などを作るのではなくインターネット上で占い師をするにしても、やらなければならない事がたくさんあります。
一つのビジネスとして占いを捉えていくことで、十分な収入を得られ得るようになっていくのです。
どんな相談が多いか把握しておく!
ちなみに当サイト調べではありますが、大体の占い相談ランキングはこのような感じです。
1位 恋愛相談(片思い/結婚/復縁/不倫) 60%
2位 人間関係(仕事/家族/ママ友/趣味) 30%
3位 その他(金銭/健康/人生) 10%
恋愛相談の内訳は半分が不倫相談だと言われています。
そもそも占いって人に相談できないから利用しますので、今は電話占いでは不倫相談がメインで相談されていることを頭に入れておきましょう。
場所の確保としてサロンが必要
場所の確保はオンラインでやるからいい…って思う方もいるかも知れません。
ですが、サロンがなければ、やはり安心してお客さんは鑑定をしづらいところがあります。
対面でも鑑定している占い師のほうが、安心感がありますよね?
このため、まず最初にサロンを持つことが理想ですが、無理なら単発でお部屋を借りることをお勧めします。
今はレンタルルームを気軽に利用できるので、レンタルルームでも良いかもしれません。
その場合は、2時間で1,000円~1,500円くらいで、チェアーもあり、トイレはフロア内になり、ドリンクが置いてある所もあります。
賃貸契約などをするのはリスクがあるので、新規の集客ができるようになって安定してからでも遅くはないでしょう。
決済方法を考える
今は無料で決済ホームページを作ることができます。
おすすめはSTORES 決済 (旧:Coiney) です。
占い業界に優しいですし、決済の種類も豊富ですので、利用しやすくなっています。
レンタルルームを予約していて、お客様がドタキャンした場合、占い師さんがキャンセル料を払うことになってしまいますのでリスクが高いですよね。
ですので、ストアーズなどで事前に決済を済ませておきます。
このときに、当日のキャンセルはできませんよという、キャンセルポリシーを記載しておきましょう。
占いのサービスから出品してみる
TVCMで話題のココナラなら、新規登録をして、占いのサービスを出品することが出来ます。
これなら、独立前の腕試しという形で、希望者をワンコインで占うことも出来ます!
最初に、もともと居た会社のお客さんが続けてきてくれるか不安な方はココナラでも占い師登録をしてみましょう。
フリーランス占い師の方も「まずはココナラから」という形で始めた方が多いみたいです。
新規登録は無料ですし、占いの他にも、いろんなサービスを出品、購入もできます。
まとめ
独立して、個人占い師になりたい場合、新規の集客を自分でする必要があります。
占い館などに所属した場合、集客は組織がやってくれますが、個人占い師ではこれも自分でやらないといけません。
相談者が増えて経営が軌道にのるまでには長い時間がかかることもあるため、とにかくたくさんの案件を引き受けて顧客がつくのを粘り強く待つ必要があるでしょう。
ですが、独立にはたくさんのメリットがあります!
検討している方は、まず独立に向けて準備を進めてみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。