こんにちは!
一般的に、人の挙動だったり、見た目などをちょっと見ただけで、その人のおおよその性格を知ることが出来ますよね。
占いでは、「人相学」を応用して、その人の天運、吉凶を判断することが出来ます。
対面の占いでは、タロットカードや四柱推命、九星気学などの占術を用いて占いますが、実は第一印象で、この人相占いを取り入れている占い師も多いんですね。
これらを総合して、統計学でその人のことを占うんです。
そこで初心者の方も簡単に鑑定できる人相占いについてまとめてみたいと思います。
そもそも人相占いとは?
人相占いは、元々は、体の形、骨相と呼ばれる骨の形などで判断されてきましたが、いまはほとんど「顔相」で占うようになっています。
人相といっても、実は元々の顔立ちだけではなく、化粧の仕方、髪型、メガネのあるなし、眉間にしわがよるかどうか、そういったことも判断するんです。
または、顔面の血相、傷、ほくろ、そういったものでも判断します。途中からほくろができたり、傷ができたりすることによって、運命も変わってくることがあると言われています。
人相占いは統計学です。私達は、無意識で、人の顔を見て人を評価しています。それは今に始まったことではないのです。
人相学の歴史について
中国において、4500万年前に、人相について既に記述があります。中国の最古の歴史書と言われている「史記」はとても有名ですが、こちらの史記にも人相について出てきます。
「我が子の中で誰が将軍になれる人相をしているのか?」と人相見の名人に、政治家が尋ねるシーンがあるのです。
中国で始まった人相学は、日本の人相学にも影響を与えており、いまでも手軽に占える「顔占い」「人相占い」としてエンタメの一つとして提供されています。
科学的に研究もされてきた人相占い!
実は西洋において、人相は科学的にアプローチが試みられており、エジプトで科学的な研究が行われています。ソクラテスに受け継がれ、人の行動や反応、顔の構造が実は研究されています。
「動物誌」では、人間の容姿、性格のつながりが研究されましたが、キリスト教の時代で、科学的な容姿の研究は衰退していき、こういった研究は次第になくなっていきました。
しかし、ルネッサンス時代では、貴族の間で、観相学が復活しています。
欧米でも大流行
ダーウィンも書籍を出版し、その後アメリカでは、骨相学が爆発的に普及します。
しかし、学問的な価値が次第にさがりつつも、「パーソナリジー」という人相科学は、85%以上の精度で正しいといわれています。
20世紀でも発展をしているこの人相占い、ぜひ試してみてください!
結構複雑なので、ここでは簡単に初心者でも見た目で鑑定ができるように紹介してみたいと思います。
目
目は、人相占いの中でも重要なパーツです。
目で、約70%が決まると言われているほど、人相占いではとっても重要なポイントなんです。目が大きい、目の間の幅、目の形などによって、その人が分かります。
たとえば、目の間の「印堂」と呼ばれるところが光沢があり豊かなら、家庭円満の吉です。ひだがあれば、病気や家庭不和があったりします。占い師さんの方は、対面の時に目を見ることが出来るので、目だけで結構その人をとらえることができるんですよ!
黒目が大きい…黒目が特に大きい人。これは感情が豊かで素直に表現ができる人です。赤ちゃんなどが代表的です。
目と目の間隔が広い人…小さいことにあまりこだわらず、大らかで寛容です。一般的に付き合いやすいタイプです。
つり目の人…一般的に頑固で気が強い傾向にあります。パワーが強い傾向にあります。
タレ目の人…周囲から頼られる、優しい人が多いです。周囲から人が自然とよってくることが多いです。
細い目…愛情に溢れていて情けが深く、何か財を成し遂げることが多いです。
深くくぼんでいる…嫉妬深い、物事を隠したがる傾向があります。
斜視の人…独特で個性的な人が多い。タレント向きな人も多いです。
涙袋が大きい人…仕事はバリバリにこなし、スタミナが豊富です。
鼻
鼻に関しても、基本的には、「準頭」と呼ばれ、主に金運などを表します。鼻の形が良いほどやはり運気もよくて、幸福の人相です。
ここがかけていると破産などを表します。長い鼻の場合、寿命が長いと言われています。一般的に鼻が高い、大きいほうが運勢が高くなりますが、攻撃的になることもあります。
鼻が高い…財運があり金運も高く精力的に働くタイプです。周りの人に恵まれ、自然と財をなすタイプが多いです。しかし高慢なところも。またプライドも高いです。
鼻が大きい…自我が強くて会社の社長にも多いタイプです。非常に行動力があります。
鼻の先が上がっている…人を信じる傾向があり、オープンでお人好しなタイプです。
鼻の穴が大きい…お金の使い方が激しく、開放的な人です。
鼻の穴が小さい…節約家で、きっちりと倹約をする人です。
団子鼻…金運があり、地道な人です。家庭運もあり、家庭を大切にします。
口
口は一般的に幸福を表します。また、愛情の深さなども表します。
口角を上げたり、下げたりが自由に出来るので、実は自分で幸運を呼び寄せることも出来るんですよ。
上唇が分厚い…自分のことを話したがる、おしゃべり好きの人が多い
下唇が分厚い…とにかく愛情深い人。恋愛を大切にします。与えることも大切で、誰かに何かを与えることが好きで喜びを感じます。
口角が上がっている人…幸福を呼び込みます。明るく社交的な人が多いです
口角が下がっている人…物静かな人が多いです。やや内向的な人が多く、神経質な点もあります。
口が大きい人…目立ちたがり、商才があります。積極的で情報通です。
口が小さい人…消極的であまり話さない傾向があります。控えめですが、サービス業には向いています。
耳
耳も一般的に金運を表します。また、耳の場所によってもその人の人柄が分かります。
福耳の人…財運がある、お金が入ってくる、生まれついての金運の持ち主です。実際に福耳でお金持ちの人、本当に多いと感じています。
耳が後ろの方にある人…人よりも注目されたり、目立ちたいという気持ちが大きい人です。
耳が下の方にある人…妥協をすることが出来ない完璧主義の性格をしています。
耳が大きい人…金運や健康運に恵まれていて、良い家庭を築き上げやすい
輪郭
輪郭も、人によって違いますね。
輪郭でも実は人の性格を鑑定することが出来るんです。輪郭はとてもわかり易く、パッと見て判断しやすいので、覚えておくと楽しいですよ。
丸顔…愛されキャラクターのことが多いです。自信を持っている方も多く、強さと自信に溢れています。
卵型…当たり障りがなく、バランス型です。適度に言いたいことが言えて協調性もありますので、組織で大成します。
ホームベース型…自信家な人で、自信に満ち溢れている傾向にあります。
四角型…ストレートで言いたいことをはっきりと言いたいことをいいます。無骨で情熱的です。
逆三角形…ものすごく頭が切れる人、物事を深く考え、感受性が豊かです。
あんまりよくない人相とは?
人相占いをしていてあんまりよくない人相というのは気になるところです。
実はどんな人相でもいいところと悪いところがありますので、「この人相だったら絶対に悪い人だ」ということはありません。
しかし、一般的にはストレスを抱えてしまって、人相が変わることがあります。
たとえば、しっかりと目が黒目がちで輝いていれば、人相は良くなりますし、目が冴えず、ふさぎ込んでいるとやっぱり運気も悪くなります。
このため、一概に言えませんがあまり良くないとされている人相を紹介します。
左右アンバランスの人…左右アンバランスな方はストレスを溜めていたり、仕事や生活のどちらかでストレスを溜め込んでいる人が多い
三白眼…ストレスが過度に溜まっている状態で疲労困憊、緊張状態の可能性がある
終わりに
人相学を活用すれば、色んな所でこれを活用できます。
たとえば、教育のシーンです。子どもたちのありのままを尊重したり、そして子どもたちの個性を尊重し、その子にあった指導や、ぶつかり方をすることができます。
また、子供の個性や性格をある程度把握することが出来るのです。
また、人相占いはビジネスシーンでも役立ちます。
たとえば、商品を紹介する時も、愛情深い唇の厚い人には「大切なご家族を守るためにこの商品を」と訴求することで効果が現れるのです。
鼻が高い人には、お得感だったり、メリットなどを紹介することで効果が出ることになります。
あとは、日常生活でもぱっとみてその人のことを鑑定したり、占いの勉強のとっかかりとして役立ちます。
人相占いをぜひ参考にしてみてくださいね。