占いが好きな方はたくさんいると思いますが、日本だけではなく、世界にはありえないような占いがあることはご存知でしょうか。
実は世界中には、本当にたくさん、変わった占いが存在しています!
日本にはないような占いもあって、すごい変わっているんですが、実は的中率が高かったり、古くから歴史のある占いもあるのです。
中には、別の国からはるばるとその占いを求めて旅をしている人もいるほどです。
世界の変わった占いを知っておくと旅先で楽しむことが出来たり、豆知識として知っておくことで、楽しいですよ♡
そこで、世界の変わった占いについてご紹介したいと思います!
南米:クスコ コカの葉占い
南米のペルーをご存知でしょうか。クスコでは、コカの葉占いと言われる占いが行われています。
こちらのクスコでは、「高山病を予防するために飲むお茶」としてユカの葉が有名なんですが、こちらの葉っぱを使って占いをする占い師がいます!
ツアーに組み込まれるほど、当たると評判のコカの葉占いとなっていて、多くの方々が絶賛しています。
どんな占いなのかというと、コカの葉を袋から出した時の形だったり、一枚を選んだ葉っぱによって占いをします。
実は私の友達もやってみたことがあるそうです。なかなかコカの葉で占いをしていただくというチャンスはないので、ペルーのクスコでぜひやってみてはいかがでしょうか。
ジオマンシー占い
主に、アフリカやヨーロッパで行われているのが「ジオマンシー占い」です。
こちらは、とても難しい占いといわれています。日本では聞いたことがないと言うか、馴染みがないですね。
ジオマンシー占いは、地面に描かれる形によってまるでナスカの地上絵のように、色々な意味合いを読み解くという占いの占術になっています。
もともとは、ジオマンシー占いはそれで独立した占いでした。昔からの歴史がある実は立派な占いで、西洋占星術がこちらに加えられて、融合する形で、進化を遂げています。
そして現在のような形になったと言われています。実はすごい知識が必要で、占いをするのにも、本だったり弟子入りをしてしっかりと勉強をする必要があります。
読み解くにも、きちんとした技術が必要だと言われています。
ジオマンシー占いは、ヨーロッパやアフリカの一部で受けることができますが、かなりの的中率が高いので、はるばる人がそちらに行くほど人気となっています。
知名度については、占星術ほどの知名度はありませんが、一部の人には大変ウケています。
また、フランスの皇帝のナポレオンもこちらのジオマンシー占いを受けていたと言われています。
コーヒー占い
コーヒーを使った占いがあることをご存知でしょうか。
こちらのコーヒー占いは「トルコ」発祥だと言われていて、そのままの占い方をします!
まず、コーヒーを飲むのですが、その際の飲み終わった後のカップの底に残った模様をチェック。それでさまざまな事柄について占うという一風変わった占いです。
ただ、非常に人気の占いで、トルコでは観光客も行うことが多い占いだそうです!
模様についてですが、カップを眺めて、下半分は過去、上半分は未来を表しているといわれています。
コーヒーカップの取っ手の方に模様が近いほど、自分に身近な出来事を示していて、そして、離れているほど、自分とは遠い出来事と言われています。
トルコでは歴史もあり、人気が高い占いなんですが、その他の国では知られていないほどトルコならではのものになってしますが、縁起担ぎで占う人は多いみたいです。
日本では全く浸透していないので、不思議な印象を受けますね。
最近では、イスタンブールのトルコの観光地では、コーヒー占いが激戦区となっていて、コーヒー占いを専門的に行っているカフェが軒を連ねています。
文鳥占い
文鳥占いは、昔から台湾にある占いです!占いたいことを文鳥に伝え、なんと人間ではなくて文鳥が数十枚あるくじの中から1枚を引く占いになっています。
占いを行う文鳥はただの文鳥ではなくて、訓練に順応でき、予知能力と霊力を兼ね備えている文鳥しかできないので、「占い鳥」が存在しています。
またこの占いの一番の魅力は文鳥が可愛いことで、台北の龍山寺にある占いストリートでも「鳥占い」が出来るので、旅行の際に占うことが出来ます!
腹の音占い(イタリア)
主にイタリアで行われていたこちらの占い。現代はそれほど行われていないんですが、昔からある方法なので、知っている人もいるだとか。名前のとおりで、お腹がなる音で運勢を占います。
実は消化器官の音は死者の声と考えられています!
そして音の種類で占います。占い師が鑑定をするのですが、実は医者の記録にも残っていて、はるか昔から歴史があるそうです。
主に、イタリア北部のフェラーラで、女占い師により行われていたそうです。
現在では、水のゴブレットや水晶玉のような丸く膨れた形のものを使うように変化しています。
古代ギリシャからの歴史がある占いです。
蟹占い
「世界一の奇観」とも評されている不気味な形をした巨大な奇岩が屹立しているルムスィキという村がアフリカにはありますが、こちらには、「マタカム」や「カプシキ」と呼ばれる人達が住んでいます。
後世 になって渡来してきた宗教・文化に影響を受けることなく今でも土着の信仰に依って生きている人々なんですが、ここでは、鍛冶 屋=錬金術師=占い師=呪術師と、鍛冶屋をやっている人は、全員が呪術師。そして、村の人々にとってはご意見番と言ったところで相談相手になっているんです。
その相談ごとに対して、結論を下すのが「蟹占い」。どのようにやるのかというと、一匹の蟹を壺の中に放り込み、その蟹の動きを読みます。
これも普通のツボではなくて、壺の中には、変な形の石やら、動物の骨やら、色んなものが無造作に突き刺さり、この壺の中に宇宙を表現し、その中を歩く 蟹の足跡を読んで、結論を下します。
実はめったに会いに行けるようなところではありませんが、変わった占い好きな人ははるばる旅をする人もいるそうです!
乳輪占い
乳輪占いは、日本でTV番組で紹介されたこともあるほどの占いで、発案者はよしもと所属のタレント兼マジシャンである小泉エリさんという方です!
その占いの名前通り、人の乳輪の形や大きさ、そして色などで、運勢、性格などを占うというものです!
なんでこんな占いが生まれたのかと言うと、元々人の乳輪のタイプは実は基本は、12種類あると言われていて、合計で20種類と言われています。
なので、ほくろや、手相と同じように、ここでも人のことをある程度判別できるのではないか?ということで生み出された占いです。
そして、今は乳輪占い本も発売されているほどです。
ただ、これを実際にできるお店というのはさすがにありませんので、本を読んで自分で占います。
ジプシー占い
こちらのジプシー占いは、名前の通りジプシーの間で行われていたと言われている占いです!日本ではまったくありませんが、実はタロットカードの元になる占いです。
定住後を持たないジプシーによる占いであり、もともとは木の枝や葉っぱを使い占っていたそう。
ジプシー占いは他の占いよりも診断結果がはっきりしているのが特徴です!なので、過去には「不吉である」だとかいわれていて、使用を禁じられてきた歴史もあるそうです。
タロット占いに似ていて、自分の好きなカードを選び、それが示す結果で運勢を読み解いていく…という占いになりますが、生年月日、名前などを使って、そしてカードを引くこともあるなど、アレンジもされています。
また、分析方法や解読の仕方も異なっていて、向きや位置によっても結果が変わってくるんですが、フィーリングで最後は読み取るんです。実力のある人がやると驚くほど当たるという話です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。世界には一風変わった占いがたくさんあります!
占いは古代からの歴史があるもので、流行り廃りがなく、ずっと続けられてきたものです。なので国によって形も違っています。
で、これらは奇妙なものに見えますが、現地の人の間では普通のことですね。
通訳の方が必要になってきますが、通訳ありで占うことも可能なものも。なかなか面白い体験ができるはずです。
観光の際にも、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。